子供のころは家に鍵を掛けていた記憶がありません。祖母宅にいたっては鍵自体なかったような気がします。
現在では小さい子供を家に置いて鍵を掛けずに外出というのはちょっと考えられない事ですが当時は珍しくなかったように思います。
防犯意識の高まりの原因は、やはり治安悪化の実感があるからなのでしょう。
カメラ設置など個人のセキュリティ対策で、お客様やご近所の方との人間関係がギスギスするのでは?との話を良く聞きます。
プライバシーを重視してカメラ設置を躊躇されていた飲食店のオーナー様は、従業員さんの意見を取り入れて、入り口、レジコーナーにカメラ設置したところ、ガラの悪いお客様が減り一般のお客様が増加して、レジでのトラブルも無くなったと喜ばれていました。
設置で犯罪者に対する威嚇効果があることははっきりしている以上、設置されて困るのは犯罪者であって、信頼できるお客様やご近所さんではありません。
逆に設置によってお客様やご近所の安全にもつながるのではないでしょうか。
治安悪化が叫ばれている今、カメラ設置は昔の佐賀の信頼できる人と人とのつながりを取り戻す有効なツールの一つになるのではないかと考えています。